居合道とは林崎甚助公によって創始された武術である抜刀術、居合を武術としたものです。 日本刀を用い、抜刀から納刀、および諸作法を通し技能の修練のみならず人格の涵養なども含めた各自による自己修練のことで、現在、座った状態で、鞘から刀剣を抜き打ち、さらに納刀に至るまでをも含めた技術を、一つの独立した武道となしている国は、全国でも日本のみで、実は非常に稀有なものです。 居合道にはさまざまな流派があるため、剣道家が居合を学ぶための共通の居合として、現代になって各流派の特徴を取り入れた、新しい居合、全日本剣道連盟居合が作られました。 昇級、昇段審査、競技での評価の対象にもされています。
夢想神伝流とは、剣道範士中山博道が、細川義昌から長谷川英信流下村派を、森本免久身から長谷川英信流谷村派を学び、明治の廃刀令以降、顧みられる事のなかった居合に、中山の研究や工夫を加えて復興した流派です。 夢想神伝流は、同じく長谷川英信流の系統である無双直伝英信流と並んで、居合の中で最多の門人を擁していて、主に関東方面で盛んな流派です。
当会が利用させて頂いているフクトピアは3密回避等の基本的な対策から会場使用後毎回の清掃等の衛生管理が徹底されています。 当会におきましても稽古時のマスク着用、消毒、検温の記録等、独自の感染症対策を徹底して行なっております。 また当会の居合道稽古において発声をともなうことはありません。日本刀を使用する為、物理的距離も保たれています。